2010年3月 4日
奉神礼の概念
奉神礼には公祈祷と私祈祷が含まれ、より広義には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトルギヤ)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、奉神礼を広義の奉神礼としての生活の雛形として捉えるべきである事を教えている。
西方教会の「懺悔」「告悔」に相当する痛悔機密もまた奉神礼に数えられている事を鑑みても、奉神礼を単に「礼拝」と同義に捉えるのはあまり適切ではない。
奉神礼では、聖書の言葉や説教に耳を傾けるといったことのみが行われる訳では無い。蝋燭を聖堂に奉げて燈された蝋燭の光を感じ、打たれる鐘の音を聞き、振り香炉を用いた炉儀による香を嗅ぎ、音楽的要素を盛り込んだ聖歌を聞きかつ歌い、イコンを見、奉事において十字を画き、教衆は至聖所内を祭服を着用して所作に従って動き、十字行などの行列を行い、聖体礼儀においてイイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)の尊体と尊血に聖変化したパンと葡萄酒を領聖するといった、幅広い身体的動作を伴う。正教会に継承された形無き神学・信条は、祈祷文内容のみならず、こうした形ある動作にも具体化されている。
このようにして奉神礼は、意識・無意識、生理的な面と理性・知性を総動員して、イイスス・ハリストスから弟子達に伝えられ教会に保存された生活形態を体験するものとなっている。この事は、イイスス・ハリストスが弟子達に伝授した生活形態が、頭で理解するものだけにとどまらないことを示しているとされる。
用いられる言語
祈祷には一般に教会が所在する現地の言葉を用いる。歴史上、宣教に訪れた先に現地の書き言葉が無い場合には、現地の話し言葉を学んで正書法を作りつつ、聖書と祈祷書とを翻訳してきた。正教会は、それほどまでに現地の言葉での祈祷にこだわっている。ギリシャ正教会やスラヴ語地域の正教会など、宣教以後長い歴史のある教会では、日常会話に用いられる現代語とは若干の距離を生じている場合もある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
奉神礼はカトリック教会における典礼です。
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